日本企業低賃金の意味を考え、開運するには
〇正確に安く丁寧の日本企業
もっと効率を上げるためには?
と日本の企業の経営者は考え続けました。
今の作業を1秒短くすればもっと効率が上がる。
移動の距離を50センチ短くすれば効率が上がる。
こうした発想で製造業は発展してきました。
これに加えて
「一番元気のいい20代~40代の社員を使って働かせればもっと効率が上がる。そのあとは、人材派遣にでも転職してもらえばいい。」
「そうだな。人材とか言っていないで、ロボットや自動化にすればもっと効率が上がる。今働いている人にも、ロボット並みの効率で働いてもらわないといけないな。」
「1円でも安く働いてもらったら、効率も利益も上がる。」
「同じ業界でもA社は、業績不振で社員の給料20万円。わが社は業績好調だが、社員の給料は20万円。同じにして、内部留保を高めよう。」
こうした考えを持ち、社員には言わないけれども、考えて実行に移している経営者もいます。
〇低賃金には意味がある
日本の企業が海外に負けないためには、低賃金化、効率化を進めないといけない。
そうした意味があるためにこうした事態が加速しています。
本来なら高付加価値やブランド化という路線を歩んだ方がよかったという企業もあります。
しかし、大方の企業は安くて良い商品という信条を頼りにしてしまっています。そのため利益が出ず、低賃金路線をひたすら突っ走っているという状況に苦しんでいる企業もあります。
この流れを受けて、働き手の低賃金化も進んできました。
〇高緊張社会
日本企業、日本の労働環境はこうして、低賃金、効率を最大化のために高緊張状態になっています。生活も低賃金化してゆとりが亡くなっています。
余裕やゆとりが、経済的にも、時間的にも、生活的にもなくなっているのです。
この状況だと、潜在意識の知恵もうまくとりいれることができません。インスピレーションや直感、本能的な知恵という 人間ならではの機能を使いにくくしてしまっているのです。
〇日本企業低賃金化の罠を抜け出すために
高緊張社会を一人だけ鼻歌を歌いながら抜け出す
というつもりで
まずはリラックスにつながる時間を持ってください。
真面目に努力している人にありがちなのですが、
日常のルーティーンから離れることができずに、
毎日同じパターンを繰り返してしまいます。
自己トレーニングも合わせてしてもらうのがおすすめですが、普段の生活で無理のないことをやってみてください。
最近、水平ビジネスに気がついて実行している方も増えています。
日本は縦割り社会、親会社の下請けだと上からの指令を安くこなさないといけません。
その考えを変えて水平という視点で考えます。
水平協業、水平取引、水平移動、水平ビジネスを考えている方も増えています。
簡単に言うと、中小企業や個人が、他国との取引を直接行ったり、他国と協業したり、他国に移動して、日本の仕事をこなしたりすることです。
ジョージアに生活拠点を移して、オンラインでやり取りしながら生計を立てている方もいます。
収入が減るなら、生活費を安くして、環境を変える
です。
モルドバも豊かではないのですが、生活費は安いために住んで仕事をしている方もいます。
海外に移住した人たちも実は日本の企業で、低賃金、高効率の中で働き、疲弊した人たちです。
〇開運にはまずリラクゼーション
開運行動をとるには、まずはリラクゼーションから始めて、視野狭窄に陥っていた自分を客観的に見つめることです。
毎日忙しく働いていると、その思考回路から抜け出せません。
そのうえで不満や日本や日本の企業が陥っている状況を考えながら、戦略を練ることです。