メンタルヘルスの課題と東洋的改善方法
〇メンタルヘルスの課題
ショックを受けたり苦悩をしたり、その記憶が足を引っ張る。何かあるとその期を句を思い出し、その情景とともにある嫌な感情、気分を引き起こしてしまいます。
メンタルヘルスの問題は企業でも取り組んでいます。企業、職場での取り組みは知識理解で回避しようとしているものが多いです。
また、メンタルクリニックでは、薬による治療をしています。
医学や栄養学が進んで、開発が行われています。薬やサプリメントで改善することも有効でしょう。
しかし、メンタルヘルスの問題は、深刻で、先進国では増え続けているのが現状です。日本も増加しています。課題が多い問題です。
ここでは、東洋的、個人的なトレーニングとしての方法をご紹介します。鍛錬が必要にはなります。即効性には乏しいかもしれませんが、東洋的な身体観に基づく方法です。
自力で改善を行い方やメンタルヘルスだけでなく直感を磨くなど内なる知恵も得たいという方は参考にしてみてください。
〇精神的な悩み課という課題
現代人には現代人特有の悩みがあります。
受験で失敗した、職場で上司から言われ続けたパワハラな言葉でショックを受けたり、いじめにあったというような記憶。
これらは、なかなか消えさることはありません。
では、どうやってその課題を克服していくのか？
心の安定、力強い足腰、体のゆるみ、緊張の緩和、血行の促進等、必要な部分への鍛錬とリラクゼーションで克服に導いていきます。
〇記憶に触れることで気分が嫌になる。
この問題を東洋的な方法で克服するプロセスはどのようなものでしょうか？
感情を静かにする瞑想状態に入ります。
瞑想は何も考えない状態と思っている人もいますが、そんなことはありません。心は常に動き回っていますので、様々なイメージが起こってきます。
人間であればだれでもそうです。
何も考えないという状態ではありません。
〇克服プロセス
瞑想を続ける中でもいやなな記憶がよみがえることはあります。
過去の記憶がよみがえり、嫌な感情もともに蘇ります。
しかし、事実と過去の感情の蘇りが、続く中で、瞑想を続けることで、嫌な情景を思い出すけれども思い出しても感情が落ち着いているという状態になることができます。
〇2つのポイント
嫌な感情の克服は静かな感情という瞑想状態になり心が安定していることと、もう一つ大事な点は、力です。
克服するに力が必要です。神経にも力が必要です。
経験的な話なので、医学的ではありませんが、仏様には仁王様というパワフルな仏様がいます。
克服力を高めるためには、この力が必要です。
それはどこから来るのかというと、下半身、脚力です。
心は丹田という位置に置き安定を図ります。
脚は膝を緩めますが、これは人間の身体に緩みをもたらすものです。それと大地性も取り戻すことができます。
現代は膝を伸ばしピンと張った状態を理想としているものもあります。集団行動を伴うような場合には特にそうです。
しかし、これは人間と大地の乖離を促しています。別の言い方をすると意識主体で集団行動には適していますが、自然、本能とは離れた状態になっています。
〇基礎としてのリラクゼーション
この立ったままの瞑想をやるときにはリラクゼーションも同時に経験をするのがおすすめです。
緊張するカラダでは、瞑想状態には入りにくいからです。
それに、生活の中でも緊張状態をほぐすように工夫をされることもおすすめしています。現代社会は意識社会で、体と心が常に緊張しているという状態に陥っているからです。
