飲むもの、食べる物を使って感情を揺り動かすことで開運
〇感じ取る力を高めよう
ワイン、日本酒、コーヒー等、こうした職業にかかわっている方たちは、微細な味の変化を感じ取っています。
味を感じ取り、ブドウやお米、豆などの品種を変えたり、工程を見直したりして、自社商品の改善と向上をしています。
お酒だから、アルコールが強ければいいというわけではありません。テイストが大事なのです。
子供時代は甘いお菓子が好きだった人は多いでしょう。そして、大人になるにつれて、いろいろな味を理解し、楽しむようになります。
しかし、現代は、化学調味料やインスタント食品などにより、人間の持つ舌の感覚がおかしくなっている時代です。
それを取り戻すには、何となく味わうのではなく深く味わって飲むことです。人間本来の持つ感覚の力を取り戻すことができます。
〇普段の飲み物でできる感覚の鍛え方
ワイン、日本酒、コーヒーなど何を使っても構いません。
特に高級品を用意する必要もありませんが、値段を変えてみて試してみるのも手です。
2種類用意し、微妙な違いを味わい、それを言葉にしてみましょう。たくさん飲むのが目的ではありませんので、普段よりお金がかかるわけではありません。
少し飲み、深く味わうようにするとかえって量は少なく済みます。
何となく飲むのではなく、感覚を鋭くして、どのような味なのかを感じ取ります。それだけでなく、ソムリエのように自分の言葉で表現してみましょう。
意識して感覚を鋭くして味わっていると、深く味わうことができます。表現も単においしいだけではなくなります。
〇食べる物でもやってみよう
肉なども同じようにして、値段を変えてみる、食べる部位を変えてみる。
魚も養殖魚と海でとれた魚の違いを感じ取る。
普段食べているもので感覚を鍛えることができます。
〇値段が同じでもテイストは異なる
酸っぱさ、苦み、甘み、コク、香りなどを感じ取ることができます。そして、人間はその味わいから、情景やストーリーをも連想させる力を持っています。
こうした力は機械にはない力です。同じものを味わっても、その人ごとに表現や思い浮かべるストーリーは異なってきます
〇感じ取り、表現する力を鍛えることで開運
微妙な感覚を感じ取ること。微細な違いを感じ取ることは、あなたの感覚を磨いてくれます。感覚を鋭くすることができるのは人間の持つ力です。機械は成分としての分析はできますが、好みのテイストまではわかりません。
言葉で表現したり、文字で書いてみると表現力も身につきます。
日常味わっていたものが、見ているものが、実は微細に異なるものだと認識すると見える世界も異なってきます。
感覚を鋭くして生きることが開運に導いてくれます。