メンタルヘルスが社会問題化してる。東洋的発想で開運。
〇メンタルヘルスが社会問題化
メンタルヘルス、うつ傾向、適応障害などで、クリニックを訪れる方が増えています。
現状は、
患者数が増え、
クリニックも増加している。
クリニックも対応を考え、製薬メーカーも努力をして昔に比べると副作用の少ない薬を開発しています。
しかし、改善されていないという現状があります。
これは大きな問題です。日本人の生産性や経済的な損失とも言われています。
昔の日本人はどうやってこのメンタルヘルスの改善を行っていたのでしょうか?
〇昔の方法
昔もトラウマ、精神を病むという問題はあったはずです。
戦争があった時には、人が死んでいましたし、疫病もあり、病気の原因がよくわからないまま人が病気になったり死んだりしました。
その中で、現代のように専門家や薬がない時代はどうやって、治していたのか?あるいは治せなくてもどうやって一生、トラウマなどとも付き合いながら生きていたのか?
現代人にもヒントになることがあるはずです。
〇東洋的な発想で開運
転迷開悟。この言葉の意味は迷いを転じて悟りを開くことですが、これができれば、心身の健康を取り戻し開運への道が開けるはずです。
①あるがままに生きる
現状起こっていることを肯定する。全肯定という生き方です。
気を病み、病気をし、立ち直れないと感じながらそれを認めて生きる考え方です。
受け入れることを否定したり、拒否をしたりしても改善はできない。
あきらめもあったかもしれませんが、その現状を肯定しながら生き抜くことでした。
悩みがあってもとらわれない心が開運につながったのです。
②食
自らの不調などがおきたときに、食の調整もやっていました。
穀類や肉を断つ。肉断ち、穀断ち等食を制限するという方法です。野菜だけを食べて過ごす。絶食をして体調の調整を行う。
現代でも、炭水化物の摂りすぎや砂糖などの甘味料の摂りすぎが、精神的な問題を引き起こすという研究もあります。
この方式に沿って、治療を進めているクリニックも数は少ないですがあります。
食事を見直す。食事を調整する。
食事の調整が体調のカギ。そして健康につながって開運。
③環境を変え瞑想
不調になった時に、山に籠もる。お堂にこもって数日を過ごし、内観したり、呼吸を整えて過ごすという方法もありました。
現代で言うと瞑想したり、マインドフルネスを行うということです。
外界とからの遮断を行って、自らの内にある知恵、感情などと対話をするという過ごし方です。
④山で精神を取り戻す
自らを野生化、もしくは仏と一体化する方法としては、山をかける方法があります。
山伏などのように山に入ることで霊力を得る。
千日回峰などの修行で仏と一体化する方法です。
日本人は、山に霊力を感じ、山で修行をするという方法をとる人たちがいました。
現代で言うと、野性的な場所でキャンプをして、自然の中で活動しながら、自分の精神を癒やし取り戻すという方法です。
⑤呼吸と心身の安定
禅や瞑想、マインドフルネス。それに肉体の鍛錬を行う方法です。
武道と禅を合わせて鍛錬する。
ヨガでは体をバランスよく鍛え、瞑想で心の安定を図ります。
日本では行われていませんが、五体投地と座禅の組み合わせ。
こうした方法は山にこもらずに、家やその地域でもできます。
〇全身を考えることで開運
メンタルヘルスは、薬によって治す。あるいは、心理カウンセラーと話をしながら治す。こうした方法が増えてきました。
しかし、それと同時に人間をトータルなものと考える必要もあります。
メンタルヘルスは身体との関連もあります。アプローチ方法は一つではありません。
リラクゼーションにより、心を安定させ、筋肉を緩め、血行を促進、下半身の筋肉を強化する等身体的なアプローチも必要です。
脳の神経強化には、太ももの筋肉も必要です。
経験的に知っている人は、山や坂道を上る修行、五体投地などをしながら、座禅や瞑想をしていました。
現代で言うと、マインドフルネスとスクワットを組み合わせる感じでしょうか?
組み合わせでなく一つの方法で行うこともできます。膝を緩め、太ももに力を加えながら心を安定させるなどの方法です。
メンタルヘルスは一生の問題ですし、なかなか治りにくいために、時間やお金、気力など失うものも多いです。東洋的な方法にもチャレンジしてみてください。
開運は心と体が整って起きるのです。