スーパー開運家が重視したこと
〇天下第一の観相家と言われた水野南北は何を重要視したのか？
江戸時代後期、天下第一の観相家と言われた水野南北は食に注目し観相学の大家となりました。人の運命を左右するのは食にあると言い、占いの精度を上げ「万に一の誤りも無し」と言われるようになりました。
「禍を福に転ずる道」は食である。
「美食や暴飲暴食をする者は、たとえ良い相に恵まれていてもやがて衰運となる」
と言って飲食を慎むことの大事さを訴えました。
食事の内容と量を適切なものにしておくことで運を開くことができると教えています。逆に酒や肉を多く食べて太った人は不幸せになると説きました。
現代の食は水野南北が生きていた時代よりも不自然なものになっています。炭水化物や砂糖、加工食品、菓子類など当時と比べて気をつける必要のある食品が増えています。
昔も今も食事の選択とその量は運を開くか凶となるかの別れ道となるものです。
開運と言うと、どこかの占い師、宗教家、スピリチュアルの先生、有名な神社やパワースポットに行かないとできないと思っている方もいます。
しかし、実際のところは、足元にあるような、当たり前に持っている条件によって左右されるものです。
水野南北は数百人の弟子をもち、大成功を収めた方です。
現代に生きていたらスーパー占い師として知られるような存在です。その至言を聞いておいて損はありません。
〇スーパー開運家、水野南北と同じ視点で考える
スーパー開運家である水野南北がもし、現代に生きていたらどんなふうに人を見るでしょうか？
あなたも、水野南北になったつもりで周りの人を観察してみることです。
観察のポイントは、
その人がどのような食事を摂っているか
仕事の業績、周りからの好感度、健康
などです。
不運の最もわかりやすい例が、体調不良で仕事続けられないという状態に陥ることです。
まだ若いのに、体調を崩してしまったという例を知りませんか？そうした方の不運の原因は食事にあることが多いのです。
インスタント食品、加工食品、お酒の飲みすぎ、脂っこいものをよく食べるなど。
こうした食事を摂っているとストレスにも負けやすく、体調も悪くなりがちです。
水野南北の説が正しいかどうかは周りの人を観察してみるとわかるでしょう。
若いのに太って不健康そうな人。年を取っても元気で快活な人。肌の色が悪く、行動力のないビジネスマン。仕事ができ、筋肉もついているビジネスマン。
どんなものを食べていますか？と聞いてみるとその違いがどのようにして生まれるのかがわかります。若くても太って不健康そうな方は揚げ物、インスタント食品好きの方が多い。
年をとっても快活そうな方は、野菜、肉、魚、ごはんなどをバランスよく食べている。筋肉がついている仕事ができるビジネスマンは、肉も食べていますが、その分運動もしている。
様々なタイプの方がいますが、その健康状態は食生活と関係していることが多いです。
水野南北が生きていた時代は、筋トレという鍛錬方法や格闘技などがなかったでしょう。また、現代のようにデスクワーク中心の社会でもありませんから状況は異なります。
仕事はデスクワーク中心という時代は、江戸時代後期とは異なります。しかし、現代の自分の状況にあった食生活をすることはできます。
それが開運の秘訣です。
〇スーパー開運家が現代にいたら
開運の基本は、食べ物にあるというのですから、これから、開運を目指す方は、何を食べるのか、考えながら食べるようにしましょう。
①玄米や豆類
昔は、白米よりも玄米が食べられていました。また、和食は野菜をふんだんに食べるという食生活でした。
現代においても、命ある食、全体食、野菜は、食の中心です。開運を目指す方はまずこうした食生活を行いましょう。
②野菜
数種類の野菜を食べることは、ビタミン、船室などを採ることにつながり、健康の維持ができます。そうはいっても忙しい。あるいは、野菜類はかさばって持ち歩きしにくいので、昼食には取りづらいなどの面があります。
しかし、それなら、野菜ジュースや青汁などの物でも良いので、カンタンなものを準備しておくことで野菜不足に陥らずに済みます。
家でとる際には、十分に野菜を摂るようにしましょう。
③避けるべき食べ物
最近の日本人が、朝から食べがちで、昔の日本になかった食べ物。それが、菓子パンです。
菓子パンは、カンタンに食べられます。甘くておいしいために食べている方が増えています。
糖分が多く、炭水化物が、中心になり、太りやすくなります。たんぱく質や野菜不足に陥りがちです。
現代は江戸時代と違って、注意しないといけない食べ物もあります。加工食品などです。これらを食べるのは控えめにしておきましょう。
現代では、昔と違って研究され、良いサプリメントも出ていますが、こうしたものも基本となる食事が整ってから、取るのをお勧めします。
